反復性肩関節脱臼からの関節鏡下バンカート整復術を受けた痛みに弱い私の体験

手術前に体験談を読みたかったけどそんなにたくさんあるわけでもなく、みんな痛みに強いタイプ? 私もっと痛かったし辛い!と、思ったので痛みに弱いタイプのわたしの体験を綴ります。

退院初日から最初の1週間

退院初日は、入院中いっかいもお風呂入ってないのでお風呂に入れてもらいました。

 

母が田舎から来ていたので、お風呂に入れてもらったり、着替えさせてもらったり。

この時はまだ良くない角度になると脱臼感があり、ヒヤッとすることがある上に基本的にかなり強く痛むので、何もできませんでしたし、着替えを手伝う側もめっちゃストレスがあったと思います。

 

腕の重さも全然自分で支えられない感じでした。

 

あと、座ってるのが1番辛かったです。

いつも大判のバスタオルを持ち歩いて、腕がいい高さになるように畳んでクッションにしていました。

 

三角巾で固定しているのですがそれがなかなか苦痛で、、

1人で調整できないし、首は痛いしで、Amazonで装具を買いました。

先生も、腕が下がらないくらいしっかり釣れるのであれば三角巾じゃなくても良いといってくださっていたので、そのようにしました。

 

この手術する方は大体何回か脱臼を経験したことがある方だと思いますので、わかると思いますが三角巾で3週間って、本当に辛いです。

布同士が摩擦で引っ張りあってその力でも痛かったりしたので…

 

私はロキソニンカロナールじゃもうぜんぜん効かなくて、座ってる時本当に痛いので、(退院してすぐ母と外にご飯食べに行く私も私なのですが)辛かったです。

 

寝る時も痛くてなかなか眠れないんですよね。。

リクライニングの姿勢が1番楽なのですが、うちは偶然ソファーがそういい角度になれるやつがあったのでそこにクッションを積んで肘が下がらなように、肩が下がらないように調整して寝ていました。

すると腰が痛いので、結局普通の自分のベッドに移動したんですけど、、

本当に痛くて眠れない時はボルタレンの座薬にもお世話になりました。

 

退院してから1週間ほどは、夜飲んだ痛み止めが切れると目が覚めるって感じでした。

 

けど、昼間は少しずつ、着替えの時に腕をだらんとしても支えられるようになってきたり、歩く振動に耐えられるようになってきたり、日に日に回復していくのは実感できます。

が、痛いです。

 

この手術、痛みについて書いてる人あまりいないので、みんな痛くないのかな?

それとも痛かったことあんま書かないのかな?

 

けど私はここまで痛みが強く、長引くことないだろうと覚悟なしに挑んでめっちゃ苦しかったので、ここに記しておきます、、誰かの目にとまりますように。。

 

術後2日目から退院

2日目も痛くて痛くてちょっと移動したら動いたりするのに気が遠くなるくらい痛くて、なんかほんとならご飯食べるのめんどくさいのでほぼ残してました笑

 

看護師さんたちにはみんなもうコンビニ行ってるよとか、なんかそういうのちくちく言われたり、レントゲンも一人で撮ってこれるよねとか言われるけど

無理だろってくらい痛かったけど、

 

うん!いける気がする!

 

とか言われて一人で行きました。何をもっていける気がするとか言ってんの?と思いましたけど。。

 

なんか、意地悪なペアが1組あって、ほんとその人たち、今でも思い出すほど腹たってます笑

 

痛くて歩けないのにお水1人で買いに行けますよね?って感じだし

 

点滴してないときも点滴スタンドにつかまらないと歩けなかったのですが

 

これいる?

あ、なんでだか知らないけどつかまって歩いてんのw

 

とかいう会話をカーテンの外出されたりしました。

少し思慮が足らんですね。

 

3日目もずっと同じ感じです。

 

起きてると痛すぎて痛すぎて食べる気も湧かない。。

どうしちゃったの!?ってくらい痛いです。

いろんな人の体験記とかYouTubeとかみたけどこんな苦しそうな人いなかった……

 

利き手が使えないのと痛いのとでご飯食べるのも苦痛でした。

なのでもう栄養のこと考えてお野菜とお魚とかは頑張って食べましたけど、あとはごめんなさい、、って感じで食べられませんでした。

 

また意地悪ペアに

 

え、食べられないほど具合悪いですか!?

みんなもっと回復していきますけどね?

 

とか言われたりしましたけど!

ちゃんとお礼もいつもしてたし嫌われるようなことしてないと思うけどな……

なんでだろ

 

 

 

まあ、私は入院が合わなかったってことで、めっちゃくちゃ痛みありましたけど予定通り退院しました。

 

結果、前日入院して、計4泊でした。

 

手術翌日

手術後の夜はなんだか脚が重だるくて痺れてる感じですごい辛かったです。

睡眠薬をもらいましたがあまり寝られず、手術翌日になりました。

 

目が覚めるともう激痛すぎて、ナースコールで点滴で痛み止め入れていただきました。

このときまだ一人でトイレ行くのも辛くて、起き上がるのも電動ベッドに助けてもらわないとだめでした。

 

ブロック注射も切れているので、痛み止めほんとに効いてるのか?ってくらい痛くて、食欲もなし、もう食べるのがめんどくさいという感じでした。

 

手術着のままなので、トイレとか行くたび解けちゃうんですが、直してと頼むのもうーんって感じで、そのままいました笑

 

 

入院初日から手術後

前日入院だったので、悠々自適に過ごしました。

 

仕事でずっと観れてなかったアニメを一気見したり、ドラマ見たり、ゲームしたり、コンビニでコーヒー買ったり笑

 

朝の6時以降、お水も飲めなくなってしまうので、それが不安でした。

 

初めての全身麻酔なので少し緊張していましたが、しばらくの間三角巾固定なので肩が自由に動く最後の夜です。

 

病院にはナイトブラと、ユニクロの前開きのブラを持って行っておりました。

 

手術に呼ばれ、看護師さんと移動します。

 

神経ブロックのために麻薬系のお薬(フェンタニル)をいれるのですが、本当に痛くなくて今回の手術で1番感動したのはこのフェンタニルです。

 

全身麻酔して、覚めて、、私は目を開けた後息して下さーいと言われたけどなぜか息できなくて、息を吸いたくても体が動かなくて、死ぬ!と思って心の中で神様ーーー!!って叫んでました笑

普通に呼吸できるようになりましたけど、、

吸引してもらうのが地味に苦しかったです、、

 

そのあと私は全身麻酔で気持ち悪くなるタイプだったので吐き気止めを点滴してもらいました。

 

あとは、その日は神経ブロックしているので、ビリビリ腕が痺れている感じと、痛みも寝る時にはやや感じるかな?という感じでした。

 

次の日から結構、地獄です。

 

初めまして!今日からブログ書きます!

初めまして。都内で歯科医師してる女性です。

 

反復性肩関節脱臼により、つい先日関節鏡下バンカート整復術を受けました。

体験談を読みたいけれど、たくさん出てくるわけでもなく、その数少ない体験談を読んで、そんなに痛くなさそう!いける!

と思っていましたが、わたしは違いました。

なので、少しでも参考になればと違うパターンだった自分の体験を綴ることにしたのです。

 

まず、私の初めての脱臼は、19歳のころ、富士急ハイランドの富士山に乗ったときでした。

降下中にバンザイして、風圧で利き手の右肩を脱臼。

何が起きたのか分からなかったですが、口では脱臼した!と叫んでいたらしいです笑

 

その後、痛いというより、ジェットコースターがゆっくりに感じて、エンドルフィンとか出てんのかな?って感じでした。

 

ジェットコースターがついたあと、柔道整復師の先生に治していただきました。

 

その後、ジムなどで肩のインナーマッスルを鍛えたりはしましたが、特にリハビリに通ったりしたわけではなく、、

普通〜にその後9年くらい過ごしていました。

その間、何度か足首捻挫したりして、関節が緩いのかなあ、と、なんとなーく思っておりました。

 

2回目の脱臼は、助手席から後部座席の荷物を取ろうとした時。

急にメリメリ!と音がして、激痛がはしり、「あ、これはやったな」って感じでした。

 

その後夜間救急で助けていただくのですが、痛くて痛くて動くことすらできないのにレントゲンとって、ダウンコート脱いで、って地獄でした。

柔道整復師の先生のとこはレントゲンとか撮らないのですぐポコっと入れてくれたのですが…

 

病院は病名残さないといけないのでレントゲンとりますよね、わかります。。

 

今回は整復も激痛、痛い、痛い痛いー!!と、叫びながら整復されました。

 

その後、次の日整形外科を受診。

 

ちゃんとハマってるの?ってくらい緩いね、と先生に言われ、ただの脱臼なのに三角巾とバストバンドで固定。

 

その後何度か受診し、リハビリしましたが、

「うーん、ゆるゆるだね、MRI撮りましょう」

という流れでMRIを撮影。

自覚症状としても、右肩を下にした側臥位でガクンとなる感覚があったり……

 

これは手術しないといつ外れてもおかしくないよという一言で手術を決意しました。

 

その後、YouTubeなどで肩手術しました!みたいなの見てみたり、ブログみてみたり。

大体、3日くらいはまあ痛いけど、あといける!

みたいな感じで書いていたので、そんなもんかーと軽く思っていました笑

 

紹介先の病院で手術の予約を取りました。

コロナ禍なので、混んでいて1ヶ月ほど先の2022年4月半ばに手術となりました。